光触媒技術にかかせない要素3つ目、成膜方法

  • 2022年1月27日
  • blog
過去3回に渡り紹介してきた、マスククリーンMC-T101に搭載している光触媒の性能について。 最後は、光触媒技術を上手く活用する「成膜方法」の重要性についてご紹介します。

新潟でマスククリーンMC-T101を購入ご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。

-「低温高速溶射」による成膜技術が、光触媒と銀の能力を活かす。-
前回、前々回とご紹介したかかせない光触媒や銀が、その効果を効率的に発揮できるようにするには、土台となる基材に効率的に成膜する必要があります。
光触媒の基材への成膜は、接着剤の役目を担う溶剤に混ぜて塗布する方法が一般的となっていますが、この方法では、光触媒や銀が溶剤に埋もれるとともに、基材表面上の密度もまばらになってしまいます。
その結果、光触媒や銀が、光や空気、有害物質に触れる面積がとても少なくなり、効率性は著しく抑制されることになりました。

そこで作り出されたのが、フジコー独自の光触媒技術の成膜方法です。
長年の鉄鋼の経験で培った溶射技術をマスククリーンMC-T101に導入・改善し、この問題を解決することに成功しました。